2019年9月13日金曜日

GRS 8FR-8 復活!!

SA-80AMGを2発搭載していた自作バスレフ箱に、
GRS 8FR-8を戻してみました。


そもそも、ちょっと前まで付けていたのですが、
イマイチというか、やっぱりかーという、中音域の妙な響き(紙臭い?AMラジオ?)
に嫌気がさして、SA-F80AMGを2発に変えてしまっていた。
SA-F80AMGは、まあ現代的な音色であり、間違いはないだろうと思って
付けてみたが、んーやはり、なんか中音が気になる。聞けなくはないが、、、
そもそも、これはエンクロージャーの問題なのでは?いろいろ考えていたのでした。
その中で、基本中の基本、吸音材ってちゃんと適切に入っているのか?
というところに、考えが及んで、ミクロンウールを多めに購入。

このミクロンウール、炭山アキラ氏の「カイツブリ」を制作したときに、
ヘッドの部分にこれを入れたところ、音が激変した。
バックロード特有と思っていた、妙な中音域がとれ、品のある音質に変わった。

まず、ノーマルな状態(といっても、内部にはニードルフェルトは張ってある。)
で、GRS 8FR-8を聞いてみた。
やはり、嫌な中音域が盛大に張り出してくる。
これでは、AMラジオの様な音で、聞くに堪えがたい。

それで、ミクロンウールをめいいっぱい入れてみた。
これで聞くと、中音域は確かに減ったものの、低音域もセオリー通り減り、
結果、バランスが崩れて、結局中音域が目立つ感じに聞こえた。

やはり、入れすぎは良くないか、、、

それで、先ほどの半分にして、エンクロージャー下部を囲むように配置した。

試聴!!
・・・いい感じになった!!
中低音域のバランスも悪くない。
また、肝心の妙な中音域もミクロンウールに吸収されたようだ。

ミクロンウール最高です!
というか、こういうユニットは吸音材の入れ方次第で、音は激変するし、
そういうことは必須ということなんですね。
P-610FBも、吸音材ちゃんとやったらいい感じになるかも。
壁掛けSPなくしたから、専用エンクロージャー作ろうかな。

GRS 8FR-8というユニット、低域も難なく出て、
価格(4500円/個くらい)からいっても、申し分ありません。
高域は、20cmということで伸びませんが、それはしょうがないとして、
こういう安いユニットが好きです。

SA-F80AMGは能率低めなんで、小音量では迫力なしだけど、
8FR-8のように、能率高いユニットは反応がよいから、
小音量でもそこそこ迫力がでて、深夜でもいい感じで聞けますね。

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